こんにちは。
笠間市のあお整骨院です。
当院では腰痛の施術でよくおしりの筋肉にアプローチをしております。
腰が痛いのになんでおしりを施術するの?と聞かれることも多いです。
実は腰痛とおしりは非常に関係していることが多いからです。
おしりといっても様々な筋肉が集まってプリッとしたおしりを構成しておりますが、そのなかでも特に大殿筋という筋肉が重要視されてきます。
それは大殿筋がBFL(バック・ファンクショナル・ライン)という筋膜のつながりを示したラインに位置しているからです。
BFLを説明すると難しくなってしまうので割愛しますが、このBFL上に腰の筋肉と大殿筋が存在します。
ここで大殿筋になんらかの異常が発生するとおなじBFL上にある腰部へ影響を及ぼし、痛みなどの障害を引き起こします。
よく患者さんに言われるのですが「自分で腰を押すと反対側のお尻に響く」というのも大殿筋によるBFL障害の一つになります。
そしてヒアリングでは
①痛みが日によって変化する(痛みの波)
②痛みの場所が変わる
の2点をチェックし鑑別していきます。筋肉・筋膜ではなく背骨由来の痛みの場合は日によって痛みレベルが変わったり、場所が変化することは殆どありません。
筋肉は日によってコリなどのコンディションが違うのでBFL障害の場合は上記の2点の症状が見受けられます。
ざっくりですが、腰痛にはおしりの大殿筋という筋肉が大きく関与しています。
実際にはBFL障害は大殿筋だけではなく他の筋肉が原因となることがあるのでしっかりと触診し判断しております。
また、筋肉・筋膜由来の痛みは生活習慣によって発生することがあるので生活スタイルの見直しも一緒にしていきましょう。