- こんにちは!
- 笠間市のあお整骨院の谷内です!
- 今回は自律神経失調症のセルフケアについてお話ししたいと思います!
- まず自律神経ってよく聞くけどなに?という方のために簡単に説明させていただきます。
- 自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」の二つが存在します。「交感神経」は主に「活動」がメインの働きです。例えば気分の高揚・興奮、体温・血圧の上昇、筋肉の緊張、血管の収縮、消化吸収の抑制などです!
- 反対に「副交感神経」は「休息」がメインの働きで、リラックス、体温・血圧の低下、筋肉緊張の低下、血管の拡張、消化吸収の促進などです!
- 見ていただくとわかる通り相互反対の働きをしています。これらが1日の中でオートで切り替わることで身体の管理を行っております。
- これらが乱れる原因としては季節、生活環境、ホルモンの変化、高ストレス(瞬間的な)や持続型のストレス(仕事や学業など軽微だが続くもの)により心身が付いていかなくなり様々な症状を引き起こしてしまいます。また、最近では交通事故の件数も増えてきており、精神的、肉体的に急激なショックやストレスを受ける事でも起こりえます。
- 症状は人それぞれで「睡眠障害」「呼吸障害」「消化不良」「血流障害」「めまい」「難聴症状」「うつ様症状」などがあげられます。寝たいのに寝れない、朝起きるのがつらい、嫌なことばかり考えてしまう、ふらつきや転倒が増えた、音がこもる・耳鳴りがする、食欲低下や吐き気がするなど思い当たる人は多いかもしれません。
- それらの症状を発症することで、また寝れなかったらどうしよう、嫌なことを忘れたいのに余計思い出してしまう、体重が減ってきた、吐いてしまったらどうしよう、外に出たくないなど考えたりしてしまったり、行動に移せないでいると悪循環に入ってしまいより深刻な状態になってしまいます。
- 前置きが長くなってしまいましたがここからが今回の本題です。
- 自律神経を整えるセルフケアは?
- ①478呼吸法・・・主に寝れない人、脈が安定しない人が行うといいかと思います。まず、仰向けになりなるべく力を抜いた状態で「4秒間かけて鼻から大きく息を吸う」次に「7秒間息を止める」最後に「8秒間かけて口から吐く」この3工程を繰り返す呼吸法です。これを行っている最中は呼吸に集中することで瞑想効果も生まれますので心がけてみてください。
- ②朝日を浴びる・・・主に朝起きれない人にお勧めです。人は朝日を15分程度浴びることで「メラトニン」という体内時間を調整するホルモンの分泌が止まります。そうすることで体内時計がリセットされて活動に導かれます。
- ③適度な運動・・・ストレスが溜まっている方や食欲不振な人は適度な運動(30分程度の有酸素運動)をすることで、ストレスの除去や抵抗力をつけることができたり、食欲の回復、また、筋トレなどで適度な疲労感を与えると入眠にも効果的です。もしも時間がない、動けないという方で睡眠障害を抱えている方がいましたら5分ずつでもいいので朝起きたら軽いラジオ、寝る前にゆっくりとストレッチをしてください。「活動」と「休息」の合図を作ることで整えられやすいです。
- ④寝る前は部屋を暗くする・・・これは皆さんも知ってはいるかと思いますが、寝る前にPCやスマホをいじらないようにすることで脳の働きを抑制してくれます。また、白いLEDライトなど鋭く明るいライトよりも間接照明などオレンジがかった明かりの方が刺激が少ないので真っ暗だと寝れないという方などにお勧めです。
- ⑤寝れなくてもいい・嫌なこと考えてもいい・・・寝れないから(寝れなかったら)どうしよう、嫌なことを忘れなくちゃと考えれば考えるほど悪循環にはまってしまいます。焦らずに自分のやれることから始めてみましょう。
- その他ぬるま湯に浸かったり、水を飲むことで体内水分量を調節できるので試してみてください。
- また、当院の超短波で自律神経の調整やリラックスに効果が有りますのでお気軽にお申し付けください。
2022.11.02