こんにちは!
笠間市のあお整骨院です!
気温の上下が激しい時期は体調を崩される方が多いです。
発熱や咳・鼻水・くしゃみなどの風邪症状、倦怠感や下痢、頭痛など人により様々な症状をきたします。
皆さんはそんな時、どのような対策をしていますか?
暖かい服を着る、栄養バランスの良い食事を摂る、早く寝て体を休めるなどの対策をしているのではないでしょうか。これも非常に大切ですので、ぜひ続けてください!
睡眠などの休息に関しては以前取り上げた「しっかりと休めていますか?」に正しい7つの休息を載せてありますのでそちらをご覧ください!
今回は食事、特に「フィトケミカル」についてお話ししたいと思います!
フィトケミカルとは何なのかと言いますと、野菜・果物・豆類・イモ類・海藻類など植物に含まれる化学物質で、植物が紫外線や有害物質から身を守るために作っています。
これらは色素や香り、灰汁、辛味などといった成分に分類されています。
沢山あるフィトケミカルの中には「アントシアニン」「カテキン」「リコピン」など一度は耳にしたことのある成分も含まれています。
これらの多くは抗酸化作用を有しており、老化予防や代謝促進、免疫力の向上、脳機能改善など様々な効果が有るとされています。
フィトケミカルは大きく分けると
- ①ポリフェノール
- ②含硫化合物
- ③カロテノイド
- ④テルペン類
⑤多糖類
5つの分類に分けられます。
順番に見ていきましょう。
- ①ポリフェノール・・・特徴「色素が赤や青い物」
- 植物が光合成を行う際にできる物質で、抗酸化作用の強い物質で、脳機能改善やアンチエイジング効果も期待できます。代表的なものはワインやブルーベリー、ナス、赤しそなど
赤や青みがかった食べ物に多く含まれます。その他に大豆に含まれるイソフラボン、お茶などに含まれるカテキンもこれらに分類されます。
- ②含硫化合物・・・特徴「匂いや刺激が強い物」
刺激の強い香りや辛味があるのが特徴的です。血流改善や食中毒予防に効果が有ります。その他にも抗がん作用や免疫力向上などの働きがあります。代表的なものはブロッコリーやキャベツなどに含まれるスルフォラファン、大根・からし・ワサビに含まれるイソチオシアネート、にんにく・玉ねぎ・ねぎ・にらなどに含まれるアリシンです。
- ③カロテノイド・・・特徴「緑黄色野菜」
主に緑黄色野菜に多く含まれ血圧や目に良いとされているカロテン類やキトサン類がこれらに該当します。骨粗鬆症や糖尿病にも効果が有るとされています。代表的なものはニンジンやカボチャに多く含まれるカロテン、トマトに多く含まれるリコピン、緑色野菜い多いルテイン、みかんやポンカンに多いクリプトキサンチンです。
- ④テルペン類・・・特徴「いい香り」
あまり馴染みのない言葉ですが、ハーブや柑橘系など良い香りのするものに多く含まれており、抗酸化作用はもとより、血流改善、免疫力向上、糖尿病などの生活習慣病予防なども期待できます。また、リラックス効果もあるため、心身ともに癒してくれます。代表的なものでは、柑橘系に多く含まれているリモネン、ハッカに含まれるメントールです。
- ⑤多糖類・・・特徴「海藻・きのこ・根菜類」
炭水化物の一つで海藻に多く含まれます。日本人は海藻を消化吸収する能力に長けているため効果が高いです。どのような効果かと言いますと、抗がん作用、免疫力向上、コレステロールの調整、中性脂肪の抑制があります。代表的なものでは昆布に多く含まれるフコダイン、免疫力強化やコレステロール低下に効くきのこ類に多いグルカン、ゴボウや玉ねぎに多いイヌリンが該当します。
フィトケミカルは身体に良い影響を及ぼします。是非気にかけてみてください!