こんにちは!
笠間市のあお整骨院です!
新年度が始まってもう半月が経ち、慣れない環境で奮闘している新社会人の皆さんは、来週に控えているGWが待ち遠しいのではないでしょうか?
とはいってもGWが待ち遠しいのは新社会人の皆さんだけではないですよね!笑
私もとても待ち遠しいです!笑
予定は何も決まってないですけど連休というワードはワクワクさせてくれますね。
そんなGWを目前に肩の痛みを訴えて来られる方が増加しています。
当院に来られる患者様の肩の痛みで特に多いのが「五十肩」です。
当院は整骨院なので診断は出来ないのですが、ほかの整形外科で五十肩と診断されて来られる方が多いです。
五十肩と診断されて当院に来院される方は、肩が全方向で動きが制限されています。
GW前に五十肩を治して、家族との旅行を楽しみたい、友人とゴルフを楽しみたいなど思って皆さん来られています。
しかし、五十肩は1~2週間でスパッと良くなるものではないのです。
五十肩には炎症期、拘縮期、回復期の3つの期間があります。
この3つの期間を経て、治癒となるのです。
そしてこの各期間の1つ1つが約3~5ヶ月間ほどの時間を要します。
しかもこの期間というのは適切な治療や施術受けた場合です。
よって五十肩は症状が出始めてから、適切な治療や施術を受けていても約1年以上はかかることになります。
これは肩関節の関節包のという関節を包んでいる膜のようなものが関係しています。
拘縮期以降は関節包の縮小が関節可動域制限の原因となります。
この関節包の構成成分はコラーゲンでして、関節包の縮小改善にはコラーゲンに刺激、変化を与える必要が出てきます。
関節包は運動療法、手技療法、温熱療法で縮小の改善がみられますが、一回の施術で関節包を変化させるのは不可能です。
それは関節包のコラーゲンが体に吸収されて、全く新しいコラーゲンに新生するのに約300日という時間を要するからです。
そのため頻回な継続した治療、施術を行い、コラーゲンの新生を促し続ける必要があります。
これが五十肩は他の疾患よりも、治療が長引くと言われる理由です。
単純に筋肉が原因だと手技療法で簡単に改善ができると思うのですが、そうじゃないのは関節包に問題があるからです。
整骨院での施術は五十肩に対して即時的な成果は出にくいですが、長期的には効果が期待できるものです。
動かないから動かさない、湿布だけで様子をみるというのは拘縮は改善されません。
ただ、自己判断でむやみやたらに動かすのも得策と言えません。
これは五十肩かな?五十肩と診断されたけどなにも治療をしていないという方がいらっしゃいましたら、それは五十肩が治ったときに可動域を減少させてしまいます。
もし肩の痛みでお悩みの方は一度当院にご相談ください。