こんにちは!
笠間市のあお整骨院です!
皆さん姿勢が悪いと口呼吸になりやすいって知っていましたか?人は背中が曲がると、口が開きやすくなります。
試しに脱力をした状態で背中を曲げてみてください(猫背)。少し口(顎)が開くと思います。日常的にこの姿勢を取っていると自然と口呼吸がメインになります。
まず、人は鼻呼吸を推奨されています。鼻呼吸がなぜ推奨されるかというと、鼻に備わっているフィルターや加湿機能よって空気を適温・適湿に保ち、調整するほか、空気中の浮遊物質を体内に入れないようにする効果が有り、気道や肺への入り口を保護します。また、血中酸素と二酸化炭素のバランスを適切に維持し、呼吸の効率性を高めることができます。では、なぜ口呼吸が問題視されるのか見ていきましょう。
1・乾燥と喉の不快感:口呼吸を続けることで、口や喉が乾燥しやすくなります。それにより、不快感や喉の免疫機能の低下よる感染リスクの増加が考えられます。
2・歯や口の健康問題:口腔内の乾燥により、歯の健康に悪影響を与える可能性もあります。唾液は歯や歯肉を保護し、酸や細菌による歯の脱灰を防いでいますが、乾燥することでその機能が損なわれます。
3・睡眠時無呼吸症候群:口呼吸は睡眠時無呼吸症候群のリスクを大幅に高める可能性があります。鼻呼吸は気道を適切に保ち、舌や口蓋が喉を塞がないようにするため、呼吸が安定しやすくなります。しかし、口呼吸により気道が狭くなるため、睡眠時無呼吸症候群の発生リスクが高まる可能性があります。
4・健康と美容問題:口呼吸が長時間続くことにより、顔の成長や歯列の形成に悪影響を与える可能性もあります。特に、子どもの場合、正常に成長することができず、咬合に支障を抱える事にもなりかねません。また、上記した免疫機能の低下による肌荒れや顔の浮腫も併発する可能性もあります。
口呼吸にはこれだけのデメリットがあります。特に、睡眠時無呼吸症候群は悪化をすると血中酸素濃度が低下し、身体や脳の回復がままならず、脳機能の低下が起ります。そうなると日中の過度な眠気や頭痛、集中力の低下などがあります。車の運転中に睡魔や集中力の低下に襲われると命に関わります。
ここまで、口呼吸の悪いところだけ挙げてきましたが、一時的にでも口呼吸が必要な時もあります。例えば激しい運動や鼻づまり、ストレッチやヨガなど使うべきところもあります。意識的に行う分には問題はないので使い分けましょう。
冒頭にも述べましたが、口呼吸の原因として背中が曲がっていることがあります。姿勢矯正や顎の調整、筋張力の適正化で抑えられることもありますので、気になる方はお気軽にお申し付けください!
また、当院ではパーソナルトレーニングも行っております!
姿勢をより改善・維持したい方はこちらもお勧めです!