こんにちは。
笠間市のあお整骨院です。
交通事故などで発生する『外傷性頚部症候群』ってみなさんはご存知ですか?
いわゆるむち打ちのことであり、正式名称を『外傷性頚部症候群』といいます。
首の挫傷(捻挫)のあと、長期間にわたって首痛、肩こり、頭痛、めまい、手指のしびれなどの症状が挙げられます。
交通事故では事故の衝撃により、首が急激に前後に振られることで首周辺の組織が損傷し発生します。
外傷性頚部症候群ではまず整形外科等でX線検査をし、首の骨折や脱臼がないかの確認が必要です。
整骨院ではX線検査ができないため、当院では必ず整形外科等の医療機関の受診を指導させていただきます。
外傷性頚部症候群は大きく分類して5つの型に分類されます。
- ・頚椎捻挫型
- ・神経根症状型
- ・脊髄症状型
- ・バレー・リュー型
- ・脳脊髄液減少症
このなかでも頚椎捻挫型が8割を占めます。
頚椎捻挫型では主に筋肉、椎間関節、椎間板の組織が損傷し痛みを発生しますが、特に筋肉由来の痛みであることが多いです。
頚椎捻挫型では受傷後しばらくの間(1〜3ヶ月)は局所に痛みを生じますが、疼痛を避けるために安静にしすぎると痛みが長引く傾向があります。
ですが急性期と慢性期があり急性期に患部を動かしてしまったり、積極的な徒手療法を受けてしまうと疼痛が増悪する可能性があるのでしっかりと判別する必要があります。
当院では急性期はむやみに触らず、電気などの物理療法を中心に行っており、慢性期に移行したタイミングでしっかりと徒手療法を行うように心がけております。
また、自宅での運動指導や生活指導も行い早期治療を目指して施術しております。
交通事故による外傷性頚部症候群(むち打ち)でお困りの方は当院にお気軽にご相談ください。